映画「マッチング」ネタバレとさっくんのスペースの答え合わせ・続編あるかも?

2024年2月25日

映画「マッチング」ネタバレ

映画「マッチング」ネタバレ

今日、公開の映画マッチング。

以下ネタバレが含まれていますので、

まっさらな状態で見たいよー、と言う方はご遠慮ください。

ある程度予備知識を入れておきたい方はどうぞ。

さっくんが2月22日のスペースで言っていた、

「マッチング バッグチャームネックレス、

マッチング キーホルダー。

これは先にあけないでね」、と言うのを頭において読んでください。

 

映画『マッチング』あらすじ

 

映画「マッチング」ネタバレ

ウェデングプランナーの唯島輪花は、

恋愛に消極的な29歳。

仕事にやりがいは感じているものの、

かつての片想いの相手・片岡隼人の結婚式を担当したりと胸中は複雑だった。

そんな中、片岡が結婚相手と

マッチングアプリで知り合ったと耳にした輪花は、

同僚の伊藤尚美の勧めもあり

マッチングアプリの「ウィルウィル」に登録することにした。

すると間もなく、永山吐夢(トム)という25歳の男性から

「会いたい」と言うメッセージが届き、

尚美が勝手にスマホを操作してマッチングを成立させてしまった。

一方、ウィルウィルでマッチングして、

輪花の勤める結婚式場・ナガタウェディングで式を挙げたカップルが

惨殺されるという「アプリ婚連続殺人」が起きる。

間もなくして輪花は吐夢との約束の日を迎え、

気乗りしないまま待ち合わせ場所の水族館に向かうが、

吐夢は汚れたトレンチコートに長靴を履いた不審者のような姿で現れた。

プロフィールとは全く違う暗い雰囲気の男は、

「僕とあなたは、運命で繋がっています」と意味不明な言葉を口にした。

恐怖を感じた輪花は、すぐにその場から立ち去った。

しばらくしてスマホを落としたことに気づいた輪花の前に、

そのスマホを持った吐夢が現れる。

ずっと尾行されていたと感じた輪花は、

吐夢からスマホをもぎ取り、彼の追跡から逃れるように走り出したが、

その途中で偶然にも先日知り合った

ウィルウィルのエンジニアの影山にばったり出くわし、ほっと胸をなでおろした。

そんななか、片岡が被害者となった「アプリ婚連続殺人事件」が発生する。

刑事の西山と堀井の捜査により、

マッチングアプリ界でつきまとい行為を繰り返し、

要注意人物として知られていた「永山吐夢」が捜査線上に浮かびあがる。

「次いつ会えますか?」「次いつ会えますか?」「次いつ会えますか?」

映画「マッチング」ネタバレ

吐夢からの通知が鳴りやまない輪花のスマホ。

果たして、輪花に執拗にアプローチする吐夢が

「アプリ婚連続殺人事件」犯人なのか。

 

『マッチング』結末のネタバレ

 

◆落ち込む輪花に忍び寄る影

吐夢は、執拗に輪花にメッセージを送りつけてくる他にも、

影山と連絡をとっていることを知っているような素振りを見せてきました。

盗聴されていると感じた輪花が影山に相談すると、

輪花のスマホにはスパイアプリが仕込まれていました。

片岡の葬儀に参列した輪花は記者から「片岡と不倫していた」などと、

デタラメを報じられてしまいます。

職場では腫れもののように扱われ、

警察からアリバイを探られていた輪花は、精神的に参ってしまいます。

輪花を心配した影山は「僕が守る」と、そっと彼女を抱きしめるのでした。

◆父の秘密

輪花は、東京郊外の戸建でホテルマンの仕事に就く父親・ 唯島芳樹

二人暮らし。

母親は、25年前の輪花が4歳のときに突然姿を消してしまいました。

芳樹は何らかの失踪理由を知っているようですが、

輪花は真実を知るのが怖くて聞けずにいました。

そんなある日、自宅に輪花宛ての封書が届き、

裸で見知らぬ女性とベットに横たわる

若い頃の父・芳樹の写真が入っていました。

輪花が写真について問いただすと、

芳樹は25年前にチャットで知り合ったマリアという女性と

関係を持ったことを認めました。

当時 遊びのつもりだった芳樹は、別れようとしましたが、

マリアは本気だったため聞く耳を持ちませんでした。

ある日、手切れ金を持ってマリアの自宅を訪れた芳樹は、

「私たちの子どもが出来た」と言われて動揺し、

立ち去ろうとしたところを彼女に刺されたと言います。

幸い芳樹は一命をとりとめ、マリアは逮捕されたものの、

輪花の母はそれから間もなく失踪。

すべてを知った輪花はショックを受け、

「もうお父さんの顔をみたくない」と言い残し部屋に戻りました。

次の日の朝、父は「すぐ帰る」というメモを残したのを最後に

姿を消してしまいました。

◆新たな容疑者

輪花は自分の家族に起こった悲劇を受け止めきれず、

影山にすべてを打ち明けました。

影山は、どんな人間にもいくつもの顔がある。

家族だって同じだと、優しく輪花を受け止めました。

そのとき、輪花のスマホに尚美から着信があり

「一人で家に来てほしい」と連絡が入りました。

すぐに輪花は尚美のマンションに向かい

「尚美!尚美!」とドアの前で叫んでみましたが応答がありません。

胸騒ぎがするものの一旦エレベーターで1階に降りた輪花は、

ぐしゃり」という音を耳にします。

マンションから突き落とされた尚美でした。

動揺する輪花に追い討ちをかけるように、

父の芳樹が首を吊って亡くなっていると連絡が入りました。

そんなか影山の同僚で、輪花に好意を寄せていた和田拓馬の行方がつかめくなり、

警察は和田を最重要被疑者として捜索することになりました。

◆真犯人

「私の大切な人が全員なくなった」と肩を落とす輪花に、

芳樹の葬儀の弔問に訪れた影山は「僕がいるよ」と励まします。

そして影山は「君のお父さんの不倫相手と吐夢について分かったことがある」と、

輪花を廃墟となった公営団地に連れていきました。

実は影山は、芳樹と不倫していたマリア=影山節子の子どもであり、

母を捨てた芳樹をずっと恨み続けてきました。

芳樹への復讐の機会を探していた影山は、

あるとき自分が運営するウィルウィルに登録した女性の一人が

芳樹の娘だと気づきました。

“リンカ”と名乗る女性が自撮りした部屋の背後には、

幼い子が描いたような赤い服の女性と

四葉にクローバーの絵が貼られていたからです。

映画「マッチング」ネタバレ

(マリアはいつも赤い服を着て四つ葉のクローバーを大切にしていた。
マリアはこっそり幼稚園にいた輪花に接触し、
四葉のクローバーを渡したことがあった。)

影山は輪花の愛する大切なものを一つづつ奪って

苦しみを与えるという復讐を考え、実行してきたのです。

そして影山は、最後の仕上げとして包丁を取り出し、輪花に向けました。

そのとき、団地のドアを激しく叩く音がし、

そこには吐夢の姿が…。

吐夢は影山が怪しいと気づき、

自分の忠告を聞いてくれない輪花を説得してもらおうと尚美に接触していたのでした。

吐夢が輪花のスマホに入れたスパイアプリも影山に消され、

代わりに影山が新たなスパイアプリを仕込んだことも明かしました。

影山が同僚の和田を犯人に仕立てあげ拉致したことも判明し、

影山は駆けつけた警察により逮捕されました。

 

◆マリアの正体

吐夢は「影山節子の居場所をつきとめた」と輪花を車で連れ出しました。

その場所は、父が亡くなった森にある池のほとりに建つ家でした。

家の中から、車いすに乗った赤い服の老女と、

彼女に付き添うエプロン姿の女性が二人出てきました。

輪花が節子と思われる赤い服の老女に、

父の不貞を謝罪すると同時に自分も父を愛していたと話しますが、

老女は反応を示しません。

すると突然、その様子を見ていたエプロン姿の女性が大笑いを始めました。

実は、このエプロン姿の女性こそが影山節子だったのです。

25年前、芳樹を刺したあと出所した節子は、

輪花の母・美知子を拉致しました。

そして美知子を監禁し、“マリア”の名を与え、

長い間かけて苦しみを与えて洗脳してきたのでした。

赤い服の老女は輪花の母親だったのです。

「お母さん。お母さん。」と呼びかける輪花に、

節子は隠し持っていた包丁を振り上げました。

そのとき、輪花をかばった吐夢の背中に包丁が突き刺さり、彼は崩れおちました。

◆ーやっと“幸せ”を掴んだかに見えた輪花でしたがー

刑事の西山たちにより影山節子は逮捕され、

吐夢は幸いにも一命をとりとめました。

入院した吐夢を見舞った輪花は、スニーカーとコートをプレゼントし、

「また水族館に行こう」とデートに誘いました。

退院した吐夢は、拘置所にいる影山節子に面会に行きました。

「ぼくは母親に生まれてすぐに捨てられたんです。
そして輪花さんのことを調べていくうちに見つけたんです。僕の母親を」

そして、吐夢は四葉のクローバーの押し花がおさめられたペンダントを

目の前に置きました。

映画「マッチング」ネタバレ

それは、吐夢が赤ん坊の頃コインロッカーに捨てられたときに

握りしめていた四葉のクローバーでした。

映画「マッチング」ネタバレ

節子はそのとき、吐夢が自分と芳樹との間に生まれた子どもだと知ったのです。

吐夢はこれまで誰にも愛されることなく育ち、

「真実の愛とはなにか」という課題を抱えていきてきました。

アプリで知り合った男女をいたぶり、

その愛が本物がどうか確かめてきたのです。

(アプリ婚連続殺人事件の犯人は吐夢でした)

映画「マッチング」ネタバレ

すべてが丸く収まったいま、大切な家族(輪花)をやっと手に入れた吐夢は

「絶対に離すものか」と永遠の愛を誓うのでした。-おわりー

 

影山と吐夢が異父兄弟、

輪花と吐夢が異母兄妹。

なかなか複雑な関係です。

さっくんが「映画が終わるまで開けないでね」と言ったキーホルダーと

チャームネックレス。

映画「マッチング」ネタバレ

これは吐夢がいつも首から下げていたものー、

母親の手がかりのクローバーを模したものだったんですね。

さっくんの言う、

「結末は二転三転のどんでん返し」と言う言葉の意味もわかりました。

尻切れ、と言うか、完全に終わった、とは思えない結末でしたが、

監督の「続編があるかも」と言う言葉に納得。

白佐久間は大好物ですし、ぜひ、続編を。

 


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