ジャニーズ、「ＳＭＩＬＥ－ＵＰ．」へ。新社名はファンクラブより公募。関ジャニとジャニーズwestはグループ名変更
ジャニーズ性加害問題
故・ジャニー氏による性加害問題について、
ジャニーズ事務所は2日、
ジャニーズ事務所の名称変更と
今後の対応策について記者会見をした。
・ジャニーズ事務所は、「SMILE-UP.」に社名を変更すること。
・新たにエージェント会社を設立し、
現在の事務所は被害者の補償・救済に専念すると発表。
・被害者への補償が終わり次第、「SMILE-UP.」は終了。
・「ジャニーズ」という名称は今後一切使用しない。
などが発表された。
これを受けて、関ジャニ∞は公式ファンクラブサイトで動画を配信。
５人全員で登場し、新グループ名を同サイトで募集する方針を明らかにした。
ジャニーズwestは未発表。
また、ジャニーズ所属のタレントの新規起用を見送る、と発表していた
ＮＨＫは「今後も事務所側とのやりとりを継続し、
取り組みが着実に実施されているか確認していく」。
日本テレビは「一定の前進があったと受け止めている」。
TBSテレビは「ジャニーズ事務所が被害者の救済・補償や
人権侵害の防止に具体的に取り組み始めたことを示すもので、
改革の緒についたものと受け止めています」。
フジテレビは「具体的にはまだ詳細が不明な部分もあり、
引き続き事務所の対応を注視していく」。
テレビ東京は「不明確な事項が多いため、
事実関係を確認したうえで今後の方針を決めたい」。と、
それぞれ慎重な見方を示した。
被害者への補償はファンクラブ会員が行う?
ジャニーズ事務所が設置した被害者救済委員会には
被害者である、とする人が478人名乗り出ており、
そのうち9月末時点で325人がジャニーズ事務所への補償を求めている。
補償を求めた325人のうち、約150人が
過去にジャニーズ事務所に在籍していたか、
または現在の在籍が確認できている。
被害者の会の代表・平本淳也氏は、
ジャニーズ事務所に対し、
全売り上げの3パーセントの補償を求めている。
全売り上げと言うのは、タレント自身の出演料、
ファンクラブ会費などが含まれる。
ジャニーズ事務所は今後一年間、所属タレントの出演料はすべて、
タレント自身に支払い、
事務所の取り分はないとすでに発表している。
では事務所の収入とは。
ファンクラブ会費である。
被害者の会では「ファンも加害者である」としている。
9月4日時点で、事務所が公表しているファンクラブ会員数は、
13,746,000人となっている。
ファンクラブ会費は初年度5140円、
二年目以降は4140円。
単純に言って、56,908,440,000円。
569億円越え。
これの3パーセントとなると17億7百万円になる。
過去にジャニーズに在籍していたことが確認されている人で割ると
一人当たり1138 万円になる。
これを一体何年間、補償を要求するつもりだろう。
これについて、ジャニーズ性加害問題当事者の会・副代表石丸志門氏は
「補償額については法の下に検討すると聞こえました。
はたしてそれで被害者が納得するのか。」とコメントしている。
いったいいくら事務所から搾り取ればいいのだろう。
「当事者の会」では、
「一般の企業や一般の人に寄付を募る」
「生涯中流の暮らしができる金銭補償」
「毎年売り上げの3％を被害者に永久分配」
「日本政府への介入依頼」を求めている。
また、石丸副代表は、ジュリー氏が会見に姿を現さなかったことについて
「じゃあ私たちはどうなんですかって話」
「自分が記者会見でちゃんとしたことがしゃべれないから？
それで会見に出てこない？ そんなんだったら、僕らだって表に出てきませんよ」
「（自分たちは）顔と名前出して、病気と闘いながらやってるのに、
そんな甘えた話あるか！って正直思います」。
と正式にコメントを出している。
ジャニーさんが故人の今、再発防止すべきなのは誰?
爆笑問題の太田光さんは
「再発防止っていうけどジャニーさんがいない今、
何が再発することがあるのかなって思う」と述べた。
さらに「むしろ芸能事務所とテレビ局のその関係を再発防止するべき。
例えばテレビ局がジャニーズ以外の大きな事務所と
そういうことがある可能性が今後あるわけじゃないですか。
再発防止をやるべきはNHKとかテレビ局じゃないのかな」と、
ジャニーズ事務所を含む芸能事務所と
テレビ局の関係性が考え直されるべきと指摘した。
光ちゃんに始まったジャニーズ愛。
名前が変わっても、だから何だ。
これからもずっと、自坦を応援し続けます。
